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カテゴリ:本( 95 )

ビタミンF 重松清

ビタミンF (新潮文庫)

重松 清/新潮社

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中年男性の目線で書かれた7編の短編集。
父親目線で描かれたもの、夫目線で描かれたもの、同性だから感じる息子への想い、会社では中間管理職・・・親はだんだん老いていく・・・という様々な立場と顔を持つ年齢だ。引き込まれていくストーリー。面白かったです。


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by chocotto-san | 2018-01-19 09:48 | | Comments(0)

「解夏」 さだまさし

解夏

さだまさし/幻冬舎

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さだまさしさんの本は2回目。
「解夏」は仏教用語だったのですね。

4作品とも、最後は、人間の温もりを感じるのですが、読み進めている間は辛いなぁ、重いなぁと思うものもあり。



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by chocotto-san | 2018-01-12 07:42 | | Comments(0)

「おとなの味」 平松洋子 & 追記:映画のことも・・・

おとなの味 (新潮文庫)

平松 洋子/新潮社

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今年最後のブログ更新となりました。

本当は、お裁縫、大作(?)(←私にしては、のレベル)を作って2017年の有終の美を飾りたかったのですが、本ネタで終わりになります。

平松さんの切り口も面白く、分かってはいたのですが、やっぱり、ここまで、色んな味を表現できるのは、作家になるべくしてなった方なんだなぁと言葉の豊富さんに何より感心しちゃいました。

妙なグルメなだけのエッセイでも、もちろんない。

水一つにとっても、とても読ませてくれるエッセイがあって、思わず、読み終わった後、夫に講釈を垂れてしまう。

「ねぇねぇ、お水の軟度と、硬度ってあるでしょう?京都のお水と江戸の水の硬さが違うから、京料理は京都のお水でしか完成しないわけよ」とか「ヨーロッパの硬いお水に得意な料理はね」とか「京都で棒鮨が出来、江戸で江戸前寿司ができたのは水の違いがお米の炊き上がりをかえるからなの」とか、四六時中、読んだ話、滔々と語ってしまいました(笑)

さて。お裁縫の方の進捗具合も、少々。

甥っ子スタイを作った後、「よーし!自分服で2017年の有終の美を飾るぞー!」と思っていたのですが、
いざ、裁断をスタートしてから、ふと、「やっぱり、せっかくだから裏地もつけよう!」と新たにファスナーパンツの裏地に挑戦することを思いつきました。

で、そうなると、「年内に仕上げたい」という焦りと「初めての挑戦にあたふた」で、知恵熱でも出しそうだなと思い始め、(年の暮れに、熱でダウンなんて、絶対いやです!と)早々と「有終の美を飾る」目標は却下して、掃除だけを心してやることに決めました。



が。ここへきて不測の事態。オットが風邪を引く。(私ももれなく同じ風邪がうつる)


こんな感じで、当初の自分的には低い目標設定だったはずの「大掃除だけをしっかりやる」も、出来ないまま、今日に至ってますが・・・。


今年も残すところ後、三日。 身体を本調子に戻して新年を迎えたいと思います。

皆様も良いお年をお迎えくださいね!読んでくださってありがとう!!

あ!ごめんなさいっ。追記です!!これは書かずには要られない・・

先日「キャロル」観ました。2、3年前に単館でやってたような記憶がないわけではなかったのですが、全くもって、前知識なしの状態で。 普通に「キャロル」っていうからには「クリスマスキャロル」だろっ!みたいな・・・、クリスマス映画かなぁ、ファミリー映画かなぁ、ほっこり系かなぁ・・・くらいの気持ちで、です。

ところがどっこい。全然違った。 前知識ないまま、観たから面白かったのか? 音楽とか、映像とか、ファッションとか、楽しめる要素はいっぱいだったんだけど、それよりも、女優さん!!! なにこの人ー!!ってググちゃった。
わたし、もともと、あまり映画見ないし、映画見ても、女優さんの名前とか覚えられないんだけど、これからは、この方のお名前を見つけたら、他の作品も観てみたいなぁ。記憶に残る映画でした。




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by chocotto-san | 2017-12-28 15:59 | | Comments(8)

椿山課長の七日間 浅田次郎

椿山課長の七日間 (朝日文庫)

浅田 次郎/朝日新聞社

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日曜日の朝、キリコさん、森尾由美さん、松居直美さんが喋ってる番組(タイトル失念)を、たまたま見てたら、本を紹介していたので、すかさずメモった。 どなたかがお勧めしてました。確か、森尾由美さんかなー。

少々、すっきりしないところもあるー。ネタバレになるので、これにて感想は終わり。

ブックオフの100円コーナーで見つけて、50円の割引券を使ったので、58円だったの。お得感いっぱい。


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by chocotto-san | 2017-12-07 19:51 | | Comments(0)

「洋子さんの本棚」 小川洋子,平松洋子

洋子さんの本棚 (集英社文庫)

小川 洋子,平松 洋子/集英社

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ついに読み終わってしまいました。
第二章までは、読書好きの小さな女の子の時代、母からの自立、母から子へ・・・みたいな部分も多くて、お二人の共通点も多く感じましたが、それ以降はやはり、個性が際立ってきており、それはそれで楽しかった。
子供のことを語るときに、佐野洋子さんの言葉を引用して「産んだだけなのよね」という一編の話になります。それで、二人は、そうだ、そうだ、産んだだけ、生まれただけ、って話の流れになるんだけど、「産んだことのない自分」を意識しないではいられなかった。まぁ、それだけ、女性性、みたいなのを意識した部分も多くありました。

そうそう。小川洋子さん、本を執筆する前に、どこの誰とも知らない方のブログを読むのだとか。しかも、同じ人の日常を追ってしまうとおっしゃてた。 
一方、平松洋子さんはお散歩のときに、ご飯の匂いが漂ってくると、、「これ、筑前煮かな」とか、想像しちゃうんですって。これ、私も同じ趣味!夏なんて、部屋の窓を開けっ放しにしているから、部屋の中も見えてしまう・・・そうすると脳内で物語が始まる・・・とあります。ホント、同じ、同じ! ワンの散歩のときに「あ、バターナイフや、お箸を揃えている音かしら?」とか、「おじいちゃんのステテコ姿、丸見え!」とか。

難しくて読書量が圧倒的に足りないし、知らない本もたくさん出てきたけれど、お話を聞けてとても楽しい、そんな対談でした。


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by chocotto-san | 2017-11-25 22:18 | | Comments(0)

木漏れ日に泳ぐ魚 恩田陸

木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)

恩田 陸/文藝春秋

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直木賞作家の恩田陸さん、はじめて読みました!!
賞をとった作品(「蜂蜜と遠雷」)は、発表があったその日、その時間にソッコー、図書館で予約したけど、待ち人、今日現在で、あと580人ほど・・・遠すぎる・・・・。


これは、文庫本になってたし、帯には「続きが気になりすぎて、電車を乗り過ごしました」なんてあるものだから、即、購入。
確かに、引き込まれました! 心理描写すごいな、みたいな感じで、「おお。普段私が読むジャンルと違う!」と思ってしまいました。
たまにはいいですね。これ、疲れる・・・とか合わない・・・っていう人も多いみたいですけど。

全然、話は変わりますが、次回はニットで自分のものを縫いたいなぁって思っています。

先日買った伊藤みちよさんの新作の本からと思ったり、filerさんかなぁと思ったり、子供服メインのパターンやさんが出しているレディスはどうなのかなぁと思ったり・・・。ちっとも決まらない!!




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by chocotto-san | 2017-11-15 21:26 | | Comments(0)

「天地明察」 冲方丁

天地明察(上) (角川文庫)

冲方 丁/角川書店(角川グループパブリッシング)

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天地明察(下) (角川文庫)

冲方 丁/角川書店(角川グループパブリッシング)

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戦国の世から、泰平の世に移行しようとする徳川家綱の時代。暦を統べることは、民を統べること。神事を司るに等しいこと。
江戸の泰平を作り出すために、暦作りが必要だった。
保科正之、酒井忠清など魅力的な人たちのエピソードや、算学の関孝和の話なども加わり、とても面白く読めました。
歴史の教科書で出てきた人たち、名前だけ知っていた人たちに、血が通った、と思いワクワクしました。
さすが碁の勝負師の家に生まれてきた者だけあって、最後は、勝負に出たのですね。
勝ちにいく、布石を打って出たのは史実でしょうか?最後まで盛り上がってよかったです。


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by chocotto-san | 2017-11-07 20:46 | | Comments(2)

「最後の息子」 吉田修一

最後の息子 (文春文庫)

吉田 修一/文藝春秋

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表題のほか2作、合計3作品が集められている。わたしは、表題の「最後の息子」が一番好き。
最後に「最後の息子」という言葉を出すことで、ガツンとやられた。
ビデオを通しての語り部の意味はなんだろう?と思いながら読んだのだが、
ビデオを通してしか、閻魔ちゃんを見ていなかった、つまり、ちゃんと相手と向き合ってなかったということを示唆するのかな?と思った。
最後にこの言葉を持ってくることで、落とし所の持っていきかた、やっぱり、吉田さんは裏切らないなぁ・・・って思いました。

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by chocotto-san | 2017-10-10 14:28 | | Comments(0)

婚約のあとで 阿川佐和子

婚約のあとで (新潮文庫)

阿川 佐和子/新潮社

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先日、福岡先生との対談集を読んだので、阿川さんの本がとても読みたくなりました。そんな折、タイムリーに、ブックオフで見つけたので購入。

阿川さんの本、前に読んだ本も(←タイトル失念)漫画みたいにすらすら読めるなぁと思ったけど、これもそう。
読みやすかったです。

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by chocotto-san | 2017-09-29 20:14 | | Comments(0)

「路」 吉田修一

吉田修一さんの「路」読みました。

台湾新幹線開通に尽力したビジネスをメインとした話、(言って見れば半沢直樹系)・・・かと思っていたら、全く違いました。
春香とエリックという現在(といっても新幹線開通の2007年頃まで)の若い二人を通してみる台湾と日本を横軸とするなら、
勝一郎と中野赳夫こと呂耀宗を通してみる、戦前、戦後の台湾と日本の関係を縦軸にして、物語が構成されているように感じました。戦後の台湾からの引き揚げ者のことは、わたしは、全く知らなかったのですが、引き上げ者の勝一郎がずっと、引きずっていた想い。そして、残された中野の想い。一見、個人的な想いとして描かれていますが、実は台湾が、日本をどう受け止めていたのか、どう思っているのか、この本の最後の章にある勝一郎と呂耀宗の会話に集約されているのかなと思いましたし、吉田さんが一番言いたかったことは、これなのかな、とも思いました。
作者の吉田さん、台湾をものすごく取材されたと思うのですが、単に、このテーマで書くから・・・というだけで取材されたのではなく、もともと、台湾がとてもお好きな方のように感じました。 春香(主役の一人)を通してみる台湾の町の姿、景色が、ここ数年で2回ほど訪れた台湾の風景をものすごくリアルに表現されており、一度行った人なら、あの景色に自分も行った気になって楽しめると思います。(それほどリアル)
ああ、また行きたくなった、台湾・・・。新幹線も乗っておいてよかった。 

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by chocotto-san | 2017-09-24 16:28 | | Comments(2)