整理整頓が苦手です。
キッチンの整理整頓は好きで、暇が出来ると「これをあっちに移動して、あれを小分けして・・・」と考えて、座りこんで、あれこれやるのは好きなのですが、どうも、クローゼット部門が苦手なのです。
臭いものにはふたをせよ!式に、乱雑なそれは見なかったことにしてしまうのです。
その違いはなんだろう?と考えてみると、「いちど、とことん、クローゼットに入っているものと向きあう」という作業をしていなかったような気がしてきました。
わたしは、「冷えとり」健康法をしています。
今でこそ、認知度はかなり高くなったかと思いますが、10年前は、「は?なにそれ?」と言われることも多かったように記憶しています。 わたしも、10年前は、その意義を理解していなくて、中途半端にただ「半身浴」をすればいいのかな!と思っていました。
「冷えとり」は心の問題にも言及していて、物欲は、強欲に通じ、冷えを呼び込むと言われています。
「冷え」は、「寒い、寒い」の「冷え」だけではなく、身体にとって、不要なものと考えられ、それが病気を呼び込むとすら言われています。
出来るだけ、ミニマムにシンプルに暮らそう!と心がけることこそが、大事なのかな?と思います。
そこで、自分の生活、暮らしにしっかり目を向ける意味でも、クローゼットと、自分の必要なものについて向き合ってみました。
まず、「とりあえずBOX」を置くことにしました。
(これは、洗濯するまでもないもの、また、もういちど、着る予定のあるもの、でも、引き出しにしまうのは、憚れるものを入れる一時BOXです。 夫に提案し、かれこれ数年実行しているのですが、これがとても便利。わたしは、夫には提案しておきながら、自分は、‘‘エアーBOX''といいましょうか、「仮の置き場」としていつも決まった場所に物を置いていました。自分では、「いつも決まった場所に置いているからOK」だったのに、夫からみれば‘‘乱雑な整理整頓できない人’’に見えるようで・・・苦笑。
自分も、同じように「とりあえずBOX」を買うことにしました)
まずは、置き場所。(エアーBOXだったところ)
クローゼットを開けて、上の段。
無印のカタログを見て、どのサイズのBOXが置けるのか、測ってみることに。
(黄色いマスキングテープが、そのBOXのサイズです。わたしの場合は、幅37×奥行26×高さ16㌢のソフトボックスです。)
お次は、「冷えとり」をしている人なら、誰もが悩むであろう、大量の靴下の量と、レギンスの量。
まずは、レギンスについて。
クローゼットの下は、すべて籠タイプの引き出しにしました。
(ネットで買ったもので、サイズは自由に選べます。私の場合は、3枚の引き戸を開ききった、その幅に合わせて買いました。今回説明する箇所は、2列になってますが、もう一枚の引き戸を開けると、別の引き出しが2列あります。合計4列の籠ラックを作りました。)
①まずは、一番下の引き出し。
これは、深めの籠です。
厚手のレギンスを入れました。
こちらの籠。測ってみると、幅12㌢奥行38㌢高さ12センチの不織布仕切りケース(@無印)を2つ入れることができそうです。
(仕切りケースを買うのか?買わないままで済むのか、しばらく様子を見ることにしました。)
② その上にある下から二番目の引き出し。
薄手のレギンス容れにしました。薄手の為、3列になりました。
立てて収納するのが、どうやら良さそうです。 左右パタンと2つに折って、お尻の形の部分を織り込んで、くるくる巻けば出来上がり。
③ さらに、その上の段の籠ラック
籠の左端は、タンクトップやTシャツ置き場。
レギンスみたいに、立てた収納が分かりやすいので、くるくる巻きます。
多少、くしゃくしゃになっても気にしない。
右端は、カーディガンや、セーターを。
大雑把で不器用な人なので、折り方は、一番簡単な方法にしました。
左右をぺたんと折る
お袖をこのようにいれる
パタンと、上下に折る
そして、さらに、上下折る(写真は割愛します)
すると、この引き出しにぴったりになりました。
余ったラックに、全てこの方式で「Tシャツやタンクトップとカーデやセーターの組み合わせ」を詰め込んでみました。
なんだか、見るだに苦しそうです。 きっと、いつも、ここで失敗するのです。
ごちゃごちゃに見える・・・。「ごちゃごちゃは、見たくない!」(臭いものにはふたを!式)「ごちゃごちゃの場所は、ごちゃごちゃでいいや!」という流れです。
そこで・・・。
今回は、思い切って、こうしました。
2番目の段と4番目の段の引き出しを抜いてしまったのです。
こうすれば、持ちモノは一目瞭然。
すっきり見渡せて、いい感じ。
抜いた引き出しは、隣の「パターン容れ」にしていた籠ラックに移動します。
なんと、まだお裁縫歴の浅い私も、このパターン容れの籠ラックが3段にもなっていて場所を取っていました。
そこで、このパターンを2階の新しく買う棚に移動させ、空いたスペースにこのセーター類を移動させました。。。お見苦しいかと思いますが、となりの白いものがたくさんある列。
これは、「冷えとり」をしている人なら、一番の悩みどころの、「靴下収納」になってます。
①一番下 ・・・ 絹のレギンス
②一番外になる靴下
③絹の靴下
④ウールの靴下
⑤下着類
にしました。
シャツや、ワンピース、ズボン類はクローゼットの上の段のハンガーに掛けました。
この際、せっかくだから・・・と作った服で、あまり着ないものは「ありがとうございました。勉強になりました」といってから、処分しました。
たくさん処分したので、このハンガースペースは、相当、隙間があります。
どうやら、この隙間が私には、大事なようです。
自分の持ち物を見渡せる位の量が、わたしには丁度いいようです。
因みに、引き戸をあけてこれは、1/3の量。残りの1/3は、同じく無印のプラスチックのケースがあって、そこに、季節外のもの(夏モノ)を入れました。
薬や、文房具容れも、その下の段においてあるのですが、ここも、まだまだ、乱雑なので、もう少し、綺麗にしがいがありそうです。
ひきつづき、考えてみようと思います。