お利口さんすぎる犬、というのは我が家のふうちゃんのことです。
夜になって、大人たちが夜更かしをしていると、こんなふうに、グロッキーなお顔で横になってますが。
実は、今回のこのマンションの修繕工事で窓やベランダに人が貼り付いてガンガン・・・とか、ドドドド・・・と音を立てたり、カチカチとか、こんこんとか音がしたり、「こそこそ」ってはなし声が聞こえたり、「それこっち持ってこーい!」って大声が聞こえるたびに、ふうちゃんがギャン鳴きをするので、私は、かなり堪えていたわけですよ。
でも、犬って叱っても、余計に増長するばかりなんじゃないか?って思っていた私は「ふうちゃんってお利口さんだけど、弱点は音なんだー。」なんて思って放っておいたんですよ。
でもでも。 ベランダに貼り付いてる人の側まで言ってガラス一枚こっち側で ガフガフ怒ってるのを聞くのは、相手にも嫌なものだし、もちろん、私も、毎日、毎日、それを聞いていたら、「もう我慢の限界ダーー!!」と ついに対策をこうじたわけです。
それは簡単。
鳴いたらマズルをつかむ。
これ、犬が嫌いなことなので、飼い主さんが怒った、と思ってくれるらしいです。
ただし、1歳半までではないと効果なし・・・とネットには書いてあったのですが、試しにやってみると・・・・
まぁ、びっくり。 1日ですっかり大人しい犬になってしまった。
たまに、吠えたくなるんだけど、我慢してます・・・みたいな音は立てるんだけど・・(笑)
ぐふぐふ・・・みたいな、咳き込むのを我慢しているおじさんみたいな音です。
ふうちゃんの可愛いところは、私がマズルを掴むと
「ママちゃん、怒らないで・・・」と謝りにくるんですよね。
多分、謝ってるんだと思います。
横にいたとしたら、膝の上にちょこんと移動して、見上げてみたり。
もともと膝の上にいたとしたら、撫で撫でしてください・・・と鼻を私の手元の下に滑りこませたり。
とにかく、過剰なほどに甘えて「怒ってないよね?」「ふうちゃん、だっこしていいよ!」となるのです。
だんだん、マズルを掴む距離にいない時でも、私の方が「あ。この音、お嬢さん的には、怒りマックスで吠えたいんだろうなぁ」と思って見てみると 例のぐふぐふ・・・と我慢音を出して、そのあと、しまった!怒らないで・・・とやってきます(笑)
本当に可愛くて、お利口さん。
ここ数週間、私は近しい人に「ふうちゃんがうるさくて困るー」と言っていたのですが、それを撤回せねばならない・・・と思ってる次第です。
工事の人が帰ると、かなり、くったりしているようですが・・・。