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カテゴリ:本( 105 )

「深読みフェルメール」(朝日新書)

深読みフェルメール (朝日新書)

朽木ゆり子,福岡伸一/朝日新聞出版

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お裁縫メインのブログなのに、なかなか、お裁縫ネタに到達しない・・・という、呆れたブログでございます。

オットと「3連休のうちに上野にフェルメールを観に行こうよ」、という話になって、家にあったこの本、慌てて前日までに読み終わり、行ってまいりました!

まず、この本の感想です。(一応、このブログ、読んだ本も、記録として残すよう、カテゴリ設定しています)

すごく読み易くて、フェルメールの絵画自体のこと(技術的なこと。モデルのありやなしや、当時の時代背景など)も福岡先生と朽木さんの対談でお勉強できるのですが、その背景の物語(真作・贋作)(フェルメール巡礼)などなど、さすが人気のフェルメール、多くの逸話がありまして、その辺りを素人の(←とご本人達は仰る)目線で語られていて、とっつきやすかった。その道のプロの方だと、推測でものを言えないので、やはり、この「おたく」(←と、ご本人達が仰る)のお話くらいが、ちょうど面白いのです。



私は、前日までに。夫君が絵画を目にした後に。
互いにこの本を読んで、感想(読書感想であり、絵画鑑賞の感想であり)を言い合うことで、夫の意見(というか、ここのところの、この話、面白いよねぇ、なんていう、レベル)を聞くことで、耳からも、2度目の学習が出来たような形となり、曖昧になりがちな記憶を定着化させることが出来て、よかったと思います。

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上野の森美術館。

行ってよかったよ。
美しいものを見ると、本当に、清々しい気持ちになるのね。
それに、なんだか力を貰った気もします。





あと、やはり、福岡先生達が仰る通り、全点制覇出来るんじゃ?と思ってしまう数なんですよね、フェルメール作品って。
(個人蔵も含めて全部で37点と言われている)。
昨年5月ドイツ、ベルリンで見た「ワイングラス」と「真珠の首飾りの女」も、今回、日本にきていました!
他、今回、来なかった「地理学者」もフランクフルトで見てるし、
前回、東京都美術館に来ていた「マウリッツハイス美術館展」で、
2点「ディアナとニンフたち」と「真珠と耳飾りの少女」も見ているし、
と、数えていると、こう、なんだか、到達しそうな気になって来ちゃうのだ。

でもでも、難所もあるそうな。
私は、はなから諦めているけど、
夫はエクセルで表を作りチェックし始めていた(爆笑)

制覇する気かしら?
だったら、喜んでお伴したいです!

お裁縫も順調に(?)進んでいます!
今日はこれから、裏地です。


by chocotto-san | 2019-01-15 11:39 | | Comments(2)

「信長はなぜ葬られたのか」安倍龍太郎




明智光秀が主犯ではないという説のものは既読済みです。その点だけでいえば、そんなに目新しくないのかもしれません。
作者の説は以下の通りです。

当時、信長はポルトガルと友好関係を結んでいたが、ポルトガルがスペインに併合された後、スペインの使者として信長に対面したヴァリニャーノに、明国征服のために軍を出すよう要求されるが、信長はそれを拒否する。その為、イエズス会とも関係が、悪化。そうなるとキリシタン大名とも関係悪化、さらに西洋との貿易を担っていた豪商とも関係が悪くなり、信長の政権地盤が弱くなっていた。そこを突いて、足利幕府(義昭)が再起を狙って、朝廷(近衛前久)と明智光秀とともに、信長を滅ぼすことにしたのではないか、
というのが、この本の大筋の説です。また、幕府・朝廷・明智の動きを察知した細川藤孝(幽斎)が秀吉に事前に伝えていて、到底無理だと思われる、「中国大返し」に繋がったのでは・・・という話でした。一方、天下を取った秀吉はスペインの要求をのんで、朝鮮出兵を行うのですが(朝鮮の領土が目的ではなく、スペインの要求通り、キリスト教徒を増やすこと)スペインの無敵艦隊が破れて、後ろ盾がなくなり、秀吉の朝鮮出兵が失敗に終わる、との説でした。

このように世界史を絡めて日本史を見たほうがよい、見ないようになってしまったのは、江戸時代の史観が影響されている、という話は面白いと思いました。
以前、若桑さんの本を読んだときに、世界史(特にキリスト教)を通しての日本史を見ることがとても面白いと思ったので、確かに、世界史と日本史を絡めて見ることは重要であり、面白いのですが、重みでいえば、断然、あちらの方でした(主題がまるで違うのですが・・・)。多分、ことの検証がこちらの本は、なんとなく、想像の域を超えないから、だと思いました。最後の方は旅行記でした。


by chocotto-san | 2018-12-05 17:47 | | Comments(0)

応仁の乱 石ノ森章太郎

マンガ 日本の歴史〈22〉王法・仏法の破滅―応仁の乱 (中公文庫)

石ノ森 章太郎/中央公論社

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中央公論新社「応仁の乱」が大ブームだとニュースで観た時に、いそいそと買って読み始めたものの、全然、頭に入らなかったので、「漫画なら、分かりやすかろう」とこちらから、先に読むことに。 しかし、自分自身、漫画を読み慣れてないせいか、顔の区別もよく分からないし、やはり、結局、応仁の乱がなんだったのか、よく分からず、当時の日本は、カオス状態だったらしい・・・ということだけが分かりました。


こちらは、途中で、挫折。日を改めて、読んでみます。

by chocotto-san | 2018-07-01 21:52 | | Comments(0)

青の炎

青の炎 (角川文庫)

貴志 祐介/KADOKAWA

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犯人目線で書かれた本。バレる〜、バレるよ〜と、ドキドキした。
by chocotto-san | 2018-05-23 15:45 | | Comments(0)

「カシオペアの丘で」重松清

カシオペアの丘で 上 (講談社文庫)

重松 清/講談社

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カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)

重松 清/講談社

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ちょうど、今の私くらいの年齢の人たちの話。
4人組の幼馴染のうちの1人に癌が見つかる。テーマは、「許し」。
随所で涙が出てしまうような、重い物語なのだが、続きが気になって、一気に読めました。
私くらいの年齢は、そうなのだ。そろそろ、病気や死を意識せざるを得なくなることも出てくる。
許すものか、あるいは、許してほしい、などの軋轢を抱えながら生きている人もいるだろう。
(ここまでではなくとも)
これは、若い頃読んでいたら、また違ったかもしれません。ちょうど、40半ばで、この本に出会えて良かった。

by chocotto-san | 2018-04-10 21:52 | | Comments(0)

「蜜蜂と遠雷」 恩田陸

蜜蜂と遠雷

恩田 陸/幻冬舎

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直木賞を受賞した作品。
図書館で予約して1年以上待ちましたが、待った甲斐がありました!

ピアノコンクールの様を描いた話なのですが、作者の表現力に、驚くばかり。
たくさんのコンテスタントの音色の差を、こうも巧みに文章で描けるのか?しかも、飽きさせない!作家さんってすごいなぁと、ただただ、びっくり!

音楽に全く造詣のない私でも、引き込まれていきました。
また、嫌な人とかも出てこないので、楽しく読めます(笑)。



by chocotto-san | 2018-04-02 13:26 | | Comments(0)

魔王 伊坂幸太郎

魔王 (講談社文庫)

伊坂 幸太郎/講談社

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シューベルトの魔王から来た言葉だった。
現代版のおとぎ話のような、怖さがある。


by chocotto-san | 2018-03-10 19:01 | | Comments(0)

終末のフール 伊坂幸太郎

終末のフール (集英社文庫)

伊坂 幸太郎/集英社

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一度、読んだことも忘れて本を買っていたらしい。
短編だけど、繋がっている形式。
3話くらいまでは、デジャブーかな?!とかおもいながら。
その後、確実に読んだこと思い出した。しかし、細かいこと忘れてるし、最後まで、もう一度読みました。

最後の解説もいいな
ーーーーーーー引用
「ところが、対極にある『死』をすぐ隣にもってくることにより、つかみどころのない『生』の姿がすこしは明確になってくるのかもしれない。死を道具(ツール)にするとはああ、ちょうどスイカやトマトを甘く感じさせる塩や、夕陽を大きく見せる山々やビルのような働きを『死』に求めるということである。(解説 吉野仁 氏)ーーーーーーーーーーー

わたし自身、「人生をどう生きるか」と言われたら、「死に物狂いで生きるのは、権利じゃなくて義務だ」という最後の章の台詞を思い出したいな。





by chocotto-san | 2018-02-17 22:02 | | Comments(0)

「きよしこ」 重松清

きよしこ (新潮文庫)

重松 清/新潮社

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すごく、すごく、よかった。
もう、その一言につきます!

by chocotto-san | 2018-02-01 11:18 | | Comments(0)

君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

吉野源三郎/マガジンハウス

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話題になっていたので、買ってみました。
最初の章を読んだときに、夫に、簡単に内容を説明したら、それ、戦前に流行った原作のリメイク?やっぱりなぁ、さも、ありなん、だね、と言っていた。
どういうところが、は、ネタばれになりますから、省略。
そう言われて続きを読んだせいか、今の時代背景や考え方と違う部分(違和感)もあるし、ずっと引き継がれるべき、名言も両方ある、と思いました。

by chocotto-san | 2018-01-24 20:09 | | Comments(0)