実はこの4日間、結構、ふうちゃんが大変なことになってしまいました。
すべて、飼い主の私が悪いのです。
ふうちゃんに可哀想なことをしてしまい、右往左往していました。
もう大丈夫!と言えるところまで来たので、自分用の覚書としてメモしておこうと思います。
元気な時のふうちゃん。
時系列で。
(金曜日の朝)
・ 明け方ふうちゃんが泣いている。ケージを開けて!といってるのだが、寝ぼけてるのね、まだ4時よ・・・と無視する。
・5時に、お弁当作りのため起きた私は、ふうちゃんのケージを開けてあげると、小さな玩具の笛を吐いた。 (出せてよかった・・・。こんなものを食べてたのか?と驚く)
・朝の散歩時に、ものすごく雑草を食べたがる。食べては、草を吐くので急いで家に戻る。
・家のクレソンやルッコラは食べない
・水を飲んでも、吐く。 (この頃は胃液というより、水、そのもの)
・朝の9時、病院に連れていく(様子を見ましょうと、吐きどめの点滴をされる。吐きたい症状が出てるのに、吐きどめなんて、いいのでしょうか?と不安になる)
・効果が薄れないよう、3時間は水を飲ませないよう言われるのだが、家に帰ってからは、水のみ場と、私を交互に見つめて「飲みたい、飲みたい」とアピールする。
(寝てほしい・・・。ゆっくりして・・・と思うのに、ずっと、立ってる)
・3時間後、大さじ1飲ませる。
・その1時間後、大さじ2飲ませる
・その1時間後、大さじ3飲ませると、また吐いた。
・病院に電話すると、「あんなに強い吐き気止めで吐くなんて・・・。ただの夏バテではありません。すぐに病院に連れてきてください」と言われる
・夕方、病院でレントゲンと撮る。
・腸にガスが溜まっている。「不完全腸閉塞ですね」と言われる。
何かが、腸にあるのだが、運が悪いと、そのまま、「腸閉塞」に移行します。そしたら、開腹手術をしましょう、と言われる。
・ちなみに、ふうちゃんは、全く歩けない。
・この日は、一緒に家に帰る。
・家で、また吐いた。
・ふうちゃんが気がかりで、私は、リビングのソファで寝る。夜中に目を開けて、ふうちゃんを見ると、寝ないで、立っている!!(涙。どうして???と不安になる)水をあげると、嬉しそうに飲んでくれた。
(土曜日)
・朝、バリウムを飲ませましょうと言われて病院に連れていく
・同じ時間で病院に駆け込んできた「トウモロコシの芯を食べちゃった」というヨークシャテリアちゃんには、「バリウムを飲んだ後、少しづつ撮影します。お母さんは待合室にいてね」というのに、私には「重症だから、家で待ってて」という。確かに、ヨークちゃんは元気そのもの。ふうちゃんは、ぐったりしている。
一体、どうなってるんだ?
・帰る時に、玄関までふうちゃんを抱っこして医者が見送ってくれた。
いつもなら、私が離れるだけで、大泣きするのに、泣かないで、じっとこちらを見ているだけなので、びっくり。 よっぽど調子が悪いのだと思うと、胸が締め付けられる。
・夕方、病院に行って、様子を見る。
バリウムが胃から先に、なかなか流れない。(腸にガスがたまってるんだし、早く腸に行ってもらって、腸にあるものを見たいのだが・・・どうしたものだろう?今夜は、入院させましょう、と言われた)
・「不完全腸閉塞」から「完全腸閉塞」に移行してしまったら・・・と思うと気が気でないが、先生に任せる。
・ふうちゃん、入院することになる。
(日曜)
・やっと腸に流れ始めた。腸に行った分は、流れが速い。
(相変わらず、胃にある分は、なかなか、出口に行かない)
・内視鏡を入れたいのだが、いかんせん、バリウムが胃にあるので、入れられない。
・少しだけ、胃に変わったものが見えるけど、心当たりは?と聞かれて見てみると、「ロックミシンの糸の切れ端」に見える。
・「糸の切れ端です!!」と言っても「糸くらいで、こんなことになるかなぁ?」と先生。
「ロックミシンの編み方」を説明し、自分が着ていた服を裏返してお見せしたら、やっと意味がのみこめた様子。 「そうなると、やっかいなことになるかもなぁ」と、怖い独り言をおっしゃる。
・どういうことかというと、仮に内視鏡をやっても糸を引っ張ったりはできない。糸が長くて腸に一部が行ってしまっていたら、その糸で、腸を傷つけることになるから。
・しかも、内視鏡の時の、麻酔は、結構な体の負担。もう少し、様子を見ましょう、と先生。
・糸以外に、怪しいものは、映ってないし、先生も、困っている様子。
(もしかしたら、異物を飲んだというより、腸の病気かも?とおっしゃる。分からないことが、もどかしい・・・)
・ふうちゃん、家に連れて帰る。
(夜ご飯、全く食べず、元気もないし、心配。また、真夜中、立ってるかもしれない・・・と思うと、不憫になる)
(月曜日朝)
・食欲は全くない。(こんなこと、ふうちゃんにはアリえない)
・再び、病院にレントゲンを撮りに行く。
・胃の中のバリウムが完全に消えた。(こうなると、糸らしき影も見えない。)それは、二つの可能性がある。①糸も一緒に腸に移動した② 糸は造影剤が消えるとレントゲンには映らないものなので、まだ、胃の粘膜に張り付いている
・②のせいで苦しんでいるなら、内視鏡を!!と思うのだが、先にも書いた通り、腸にまたがうよにして糸が流れていたら、安易に内視鏡で取り除くことは出来ない、との事。
・でも、腸閉塞になったら、どうしよう!?と不安でならない
・ひとまず、ふうちゃんと帰ってくる。その際、何でもいいから、食べさせろ、と言われた。
というのは、「もしかしたら、うんちで出てくるかもしれないから」とのこと。
・ドッグフードは全く食べない。先生の許可を得て、大好きなかぼちゃパンをあげたら、食べてくれた(親指くらい)
・夕方、また病院に行く。
・夜ご飯は、かぼちゃパン(2切れ。それ以上は、プイと横を向いて食べない)バナナ一切れ(それ以上はプイと横を向いて食べない)さつまいも一切れ(それ以上は食べない)
・これだけ食べたんだから、明日、うんちが出ることを念じる。
(火曜日朝)
・うんち出る。
(そして、その中に、あったものは・・・!!)
・おもちゃ(ゴム製)の笛の部分を囲うような筒状のゴム。(金曜日の朝に吐き出したのは、プラスチック部分で、それを覆っていた箇所と思われる)(親指の長さほどで、かなり大きい)
そして、ミシンの糸の絡まったやつも。小指の先くらいに丸まってた。
・これらは、うんちの中から割り箸で探しだし、洗って見つけ出しました。
これを見た時は、ホッとしたー。(夫、出社する前。安心して出かけた)
・その後のふうちゃん。
・ものすごくお腹が空いたみたい! 食べたい、食べたいアピールがすごい。(これぞ、いつものふうちゃん)
・最初は、通常の4分の1からスタートさせてね、と言われていたのですが、足りないみたい。
食べたい、食べたいアピール、すごいこと。
・散歩もほんのすこしだけど出来ました。
・夕方には、ご飯は3分の1になった。(でも、もちろん、足りないらしい。)
お散歩は、いつもどおりの距離を歩ける!!
こんな感じで、もう、気が気でない毎日でした。今だから、「ああ〜よかった」って感じですが。
私の中では、まさか玩具のゴムだなんて思ってもみなくて、完全にロックミシンが最たる原因だと思ってましたので、もう24時間、カケル ここ数日間は、自分のお裁縫生活の反省点ばかりでした。
もちろん、今回は、ロックミシンの糸は主犯ではないのですが、結構、共犯者くらいの罪ですので、ちゃんとミシン生活、考え直します。
そして、玩具を噛み砕く癖があるふうちゃんには、玩具の与え方も気にしなければいけません。
新しいと、その張りのあるゴムを、噛み噛みしたくなるみたいなので、今までの古いもので、遊んでもらうしかないかなぁー。
私も不安な時は、ついついネットで検索をしてしまいました。
その中で同じように「内視鏡をなかなか入れてくれない先生」で(その病院は内視鏡がなかったから、という理由なんだけど)別の病院に行こうとした、ちょうどその日、(調子が悪くなってから1週間経っていた)うんちで出た・・・とありました。やはり、バリウムが流れないとか、異物がレントゲンに映らないとか、もどかしい思いをいっぱいされていました。
同じような方の参考になるかは分かりませんが、記録させていただきました。